フェンディ、2025-2026秋冬コレクションショーで100年にわたる創造性を祝福
2025.02.28に投稿 • 3分- ファッション & レザーグッズ
- Fendi
歴史あるローマのメゾンが、シルヴィア・ヴェントゥリーニ・フェンディが手がけ、ミラノで開催されたウィメンズとメンズのシルエットを融合させたショーにおいて、ファッションと優れたサヴォアフェールに彩られた100周年を祝福しました。
創業者エドアルド・フェンディとアデーレ・カサグランデ・フェンディの孫娘であるアーティスティック・ディレクターは、現実であれ想像であれ、個人的な思い出からインスピレーションを得て、過去と未来の架け橋となるアーカイブの向こう側に手を伸ばしました。
アルダ、アンナ、カルラ、フランカ、パオラのフェンディ5姉妹が働いていたローマのボルゴニョーナ通りにあるフェンディ ブティックの歴史的なサロンを想起させる装飾の中、コレクションはフェンディらしいスピリットを放ちます。ユーモアのタッチに節制が混ざり合い、センシュアリティはローマの厳格さを帯びています。サルトリアの伝統にイタリア流の洗練への反骨精神が結びついています。オープニングは、ハイカラーのフレアコートをドレスのように着こなし、ウエストをゴールドの細いベルトで締めたシルエット。かつては毛皮にしか使われなかった技術をシアリングに応用しています。サテンのスカート、フラウンスジャケット、丸みを帯びた袖など、シルエットは無限を象徴する砂時計を想起させます。リブニットドレスはカールしたレタスヘムに融合し、レザーのパッチワークはAラインのシェブロンスカートでフレアな仕上がりです。
フォレストグリーンやペトロールブルーから、テラコッタやローズの燃えるような夕焼けの色合いまで、高まりを見せる色彩が夕暮れのローマを彷彿とさせます。フェンディのテーラリングの技巧が冴え渡るのは、ブレスレットスリーブのブレザーやストーブパイプのフレア。ボイルドウールのコートはサテンの折返しが際立つ再構築されたデザインです。
アクセサリーは、1925年に上質なストールとハンドバッグの専門店として誕生したブランドのシグネチャーアイテムにつながるものです。シアリングのストールは、ランジェリードレスやテーラードカラーの上に堂々と重ねられています。リバーシブルの「セレリア」コートと象徴的なバッグには優れたレザーの職人技が光り、「スパイ バッグ」、「ピーカブー」、「バゲット」の新作は、美しい装飾で引き立てられています。新作の「フェンディ ジャーノ 」と「フェンディ ルイ 」バッグは未来のアイコンとして発表されました。肩から足元まで、クリスタルの刺繍と共に繰り広げられるマットと光沢の駆け引き、ジュエリーはデルフィナ・デレトレズ・フェンディによるデザインで、ファーのようなテクスチャーにチェーンカラーや眩いゴールドのイヤリングがきらめきます。メゾンの輝かしい未来にちなみ、ジュエリーデザイナーの双子の息子たちは、ブランドの歴史における新たな章の幕開けとなる扉を開きました。このイメージは、世代を超えてサヴォアフェールを受け継ぐというフェンディの力強い精神を想起させます。