サラ・バートン、ジバンシィ2025年秋冬コレクションでデビュー
2025.03.11に投稿 • 3 分- カルチャー
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2024年9月にアーティスティック・ディレクターに就任したサラ・バートンは、メゾンのビジョンを発表する場として、ジョルジュ・サンク通りにあるジバンシィの歴史的な本社を選びました。
アトリエとその親密さが、ブラック、ホワイト、鮮やかなイエローを基調としたこのプレタポルテ・コレクションの基調となりました。1952年に発見されたユベール・ド・ジバンシィのパターンが、サラ・バートンのクリエイションにインスピレーションを与え、最初のシルエットから体を基点にしたデザインへとつながりました。彼女のコレクションのリズムは、マスキュリンなテクニックとフェミニンなフォルムを融合させたテーラリングを中心に展開されています。現代女性の多面性を探るこの試みは、驚きに満ちています。ブラックレザーのシルエットの中に、パウダーコンパクトだけで作られたシュールレアリストのドレスが現われます。 ボリュームのある肩と砂時計のようなウエストがバランスよく配置され、布の束は背中の開いたドレスに変形したり、体に巻きついてスカートになったりします。
ユベール・ド・ジバンシィのさりげない響きがコレクションを彩ります。シャンティイレースのドレスは、マイクロ丈にカットされ、身体を引き立たせます。50年代の基礎となる下着が、挑発的な円すい形で登場。バルーンスリーブが広がり、力強い女性らしさを表現。結び目のあるスカーフは、首元のレザーやウエストのグラフィック・シグネチャーにアレンジされています。クチュールの精神と未来の創造的エネルギーがシルエットに吹き込まれています。 アクセサリーは、チュールからラテックスまで、心をとらえるオブジェとしてデザインされたシューズが特徴で、新作バッグ「ピンチ」と「ファセット」は昼も夜も身に着けられます。パールとクリスタルをあしらったイヤリング、ジュエリーで覆われたボディスは、肌こそが最も貴重な素材であることを称えています。