IdentityBELMOND

ベルモンドは、確かな目を持つトラベラーに世界最高級の施設、ロケーション、そして旅を提供したいという強い想いから誕生しました。ベネチアのホテルチプリアーニ買収に伴い1976年に創業され、今日では28か国・地域で47軒の施設をグローバルに展開しています。スローラグジュアリーのパイオニアとして世界でも類まれな体験を提供しており、ベニス・シンプロン・オリエント・エクスプレスなどの有名列車、ヴィラサンミケーレ（フィレンツェ）といった由緒ある隠遁地、マウントネルソン（ケープタウン）のような一国を象徴するホテル、そしてイグアス国立公園（ブラジル）のホテルダスカタラタスなどのユネスコ世界遺産に位置するホテルはその例です。グローバルなキュレーターとして活動するベルモンドは、過去を頼りに、「未来の遺産」という新しい伝統を作り上げています。

ベルモンドは、アイコニックな列車、華麗なホテル、憩いのリバークルーズ、絶景のサファリロッジなどを通じて、伝説的な旅の芸術性を永続させています。提供する体験はスローラグジュアリーを体現しており、マインドフルな生活のエッセンスや時間の本質的な価値を捉えています。世界中で活躍するベルモンドのチームは、ゲストの方々が目まぐるしい日常から開放され、目の前の世界とつながりをもてるように、比類のない純粋な体験を厳選することに取り組んでいます。

Dan Ruff

社長兼CEO

アイコニックな製品

ベニス・シンプロン・オリエント・エクスプレス伝説の鉄道列車であるベニス・シンプロン・オリエント・エクスプレスは、1982年5月に運行が始まってから半世紀近くもの間、ラグジュアリーな鉄道の旅の最先端を走り続けてきました。ヨーロッパ屈指の景勝地を縦横に走り抜け、ウィーン、ローマ、フィレンツェ、パリ、ベネチア、イスタンブールなど数々の世界有名都市を結ぶ経路を運行しています。

現代の旅行写真

写真が偏在する時代において旅行写真は当たり前すぎる身近な存在になっており、ベルモンドはこの状況を変革するための取り組みを行っています。ココ・カピタン、フランソワ・アラール、ジャック・デイヴィソン、ロージー・マークス、レティツィア・ルファー、クリス・ローズなどの写真家に委任することにより、さまざまなロケーションの姿を新しいレンズで捉えようと努めています。委任を受けた各アーティストがベルモンドの施設を独自の形で捉え直したことで、世界的な有名アーティストたちによる一連の写真集が出来上がりました。2024年には、次世代の新進気鋭な写真家を支援するために、ベルモンドフォトグラフィックレジデンシーを新設しました。同賞は、国際的な写真界の著名人が審査員を務め、世界中の才能あふれる無名の若手写真家を支援します。

未来の遺産を形作る

地球の繊細な美しさを守るために、ベルモンドは持続可能な旅行体験を形作ることに取り組んでいます。人々をつなげるキュレーターとして、何よりもサポート役でなければなりません。大切な生息環境を保護し、プラスの影響を与えるガストロノミー手法を展開し、従業員やパートナーのコミュニティが繁栄に必要なものを得られるよう、業務を改善しています。ベルモンドは、力を合わせて未来の遺産を形作ることができるように、チームとサプライヤーを鼓舞激励しています。