ルイ・ヴィトン、上海に誕生した「ザ・ルイ (The Louis)」でメゾンのクリエイティブなヘリテージに心ゆくまで没入できる「ビジョナリー・ジャーニー」展を開催
2025.07.07に投稿 • 5 分- ファッション & レザーグッズ

ルイ・ヴィトンの「ビジョナリー・ジャーニー」展が上海に上陸。この魅力あふれる展覧会は、ショップ、「ル・カフェ ルイ・ヴィトン」、「ビジョナリー・ジャーニー」展からなる船の形を模した壮大なスペース「ザ・ルイ」の心臓部で開催されます。
時を超える旅として構想されたこの「ビジョナリー・ジャーニー」展では、旅、イノベーション、ファッションからクラフツマンシップまでのメゾンの多面的なヘリテージを探る没入型の体験をお楽しみいただけます。
建築家の重松象平氏(OMA)が手掛けた空間デザインが、歴史的なアーカイブ、アイコニックなクリエイション、没入型のインスタレーションを通して来場者を発見の旅へと誘います。エントランスを抜けたすぐ先に姿を現すのが、見事なトランクスケープのインスタレーション。このモノグラム・キャンバスのトランクを組み合わせたモニュメンタルなアーチ回廊は、ルイ・ヴィトン創業時の製品に込められた独創性に捧げるオマージュです。
「オリジンズ」、「ヴォヤージュ」、「パフューム」、「ブック」、「スポーツ」、「ファッション」、「ワークショップ」というテーマごとに構成されたルームを通して、「ビジョナリー・ジャーニー」展は、1859年のアニエールでの創業から、マーク・ジェイコブス、ニコラ・ジェスキエール、ヴァージル・アブロー、ファレル・ウィリアムスによる現代のクリエイションまで、メゾンのアヴァンギャルドなビジョンを明らかにします。また、アーネスト・ヘミングウェイが所有していたライブラリー・トランクから、ジャック・キャヴァリエ・ベルトリュードが生んだパフュームまで、それぞれの作品が、サヴォアフェール、創造性、Art de Vivre (美しく豊かに生きる喜び)の密接な関係を体現しています。
ルイ・ヴィトンは、この「ビジョナリー・ジャーニー」展を通じて、その文化的伝統を美に情熱を持つ人々にこれからも伝え続けながら、旅を自己表現、感動、イノベーションの場として称えていきたいと考えています。
旅の原点への現代的なトリビュートとして、「ザ・ルイ」は、大洋横断航海用のトランク製造というルイ・ヴィトンの19世紀の歴史にインスピレーションを得ており、「東洋の玄関口」としての上海の港湾文化も反映しています。上海の中心的商業地区の呉江路 (Wujiang Road)にあるこの特別な建物は、メタリックなモノグラムで飾られた優美な船首と船体、そして甲板や、ルイ・ヴィトンの歴史的なトランクを積み重ねたような上層階のデザインが、周囲の建物の中でも一際存在感を放っています。