若手ファッションデザイナーの育成・支援を目的とした第13回LVMH プライズ 2026 受賞者発表
• Julie Kegels(ジュリー ケーゲルス)、LVMH プライズ
• Lii(リー)、カール・ラガーフェルド賞
• Yoshita 1967(ヨシタ 1967)、サヴォアフェール賞

2026.09.07に投稿 • 9分
  • LVMH

若手ファッションデザイナーの育成・支援を目的とした第13回LVMH プライズの最終選考は、フォンダシオン ルイ・ヴィトンにて、2026年9月4日に行なわれました。

受賞者は、LVMH傘下のブランドに所属する12名のクリエイティブ・ディレクターであるジョナサン・アンダーソン、サラ・バートン、マリア・グラツィア・キウリ、ニコラ・ジェスキエール、ステラ・マッカートニー、ジャック・マッコロー、ラザロ・ヘルナンデス、カミーユ・ミチェリ、ニゴー、フィービー・ファイロ、マイケル・ライダー、ファレル・ウィリアムスに加え、デルフィーヌ・アルノー、ピエトロ・ベッカーリ、ジャン=ポール・クラヴェリー、シドニー・トレダノからなる審査員団によって選出されました。タイ人女優のウッラサヤー・セパーバンも、特別ゲストとして2026年の審査員に加わりました。

デルフィーヌ・アルノーは以下のようにコメントしました。

今回もまた、この名誉ある審査員団の皆様をフォンダシオン ルイ・ヴィトンにお迎えできたことを光栄に思います。本年度のコンクールの開催へのご尽力と、新進デザイナーへのかけがえのないご支援に、心より感謝申し上げます。

今年、LVMH プライズは、個性引き立てる多面的で現代的なワードローブを手掛けたJulie Kegelsに授与されました。また、カール・ラガーフェルド賞は、スポーツウェアとクチュールの要素をシームレスに融合させたデザインを手掛ける Liiに授与されました。サヴォアフェール賞は、手仕事を尊重し、職人とコミュニティ主導のファッションプロジェクトを展開したYoshita 1967に授与されました。

ファイナリスト全員の努力を心より祝福するとともに、その唯一無二の才能と優れた創造性に拍手を送りたいと思います。さらに、本物のインスピレーションを届ける3名の方々、ジェニファー・ローレンス、プリヤンカー・チョープラー・ジョナス、そしてウッラサヤー・セパーバンには、本日この場にお越しいただいたことに心からの感謝を申し上げます

LVMH プライズ

LVMH プライズは、同名のウィメンズウェアブランドの創業者であるベルギー人デザイナー、ジュリー・ケーゲルス(27歳)に授与されました。彼女には40万ユーロの賞金が贈られ、LVMHの専門家チームから1年間指導を受けることになります。

ディオールのドレスを身にまとったジェニファー・ローレンスが、ジュリー・ケーゲルスにLVMH プライズを授与しました。

カール・ラガーフェルド賞

カール・ラガーフェルド賞は、ウィメンズウェア&メンズウェアブランドの創業者である中国人デザイナー、ゼイン・リー(25歳)に授与されました。本賞には、20万ユーロの賞金に加え、LVMHグループによる1年間のメンターシップが含まれます。

ディオールに身を包んだ女優のプリヤンカー・チョープラー・ジョナスが、この賞の受賞者の名前を発表しました。

サヴォアフェール賞

サヴォアフェール賞は、ウィメンズウェアブランド「Yoshita 1967」を手がけたケニア人デザイナー、アニル・パディア(35歳)に授与されました。彼は20万ユーロを受け取るとともに、LVMHの専門家チームによる1年間のメンターシップを受けることができます。さらに、LVMH Métiers d'Excellenceのサポートを受け、刺繍のスペシャリストである「メゾン ヴェルモン」とのコラボレーションにより、次回コレクション用の装飾費用としてYoshita 1967に5万ユーロが提供されます。

本賞は、ルイ・ヴィトンに身を包んだ女優のウッラサヤー・セパーバンにより贈呈されました。

各受賞者は、特定のメンタリングプログラムのほか、グループのファッション & レザーグッズ ブランドのデッドストック素材をアップサイクルするNona Sourceのプラットフォームからの支援も受けることができます。LVMH プライズの受賞者には生地購入のために2万ユーロが贈られ、カール・ラガーフェルド賞およびサヴォアフェール賞の受賞者には、それぞれ制作のために1万ユーロが贈られます。

最後に、若手ファッションスクール卒業生の育成・支援を目的としたLVMH プライズの受賞者が発表されました。ファッションスクールを卒業したばかりの3名、アントワープ王立芸術アカデミー出身のマリア・アルボレスIFM(パリ)出身のキャンディス・モリンセントラル・セント・マーチンズ(ロンドン)出身のルイ・プレセンサーが表彰されました。彼らと出身校には、それぞれ1万ユーロの助成金が授与されます。卒業生たちはそれぞれ、ディオールのウィメンズウェア、セリーヌのメンズウェア、ルイ・ヴィトンのメンズアクセサリーの各スタジオに配属されます。

例をあげて説明する 1

LVMH プライズ:過去の受賞者

「Soshiostuki」 (2025年 優勝)

「Steve O Smith」 (2025年 カール・ラガーフェルド賞)

「Torishéju」 (2025年 サヴォアフェール賞)

「Hodakova」 (2024年 優勝)

「Duran Lantink」 (2024年 カール・ラガーフェルド賞)

「Standing Ground」 (2024年 サヴォアフェール賞)

「Setchu」 (2023年 優勝)

「Bettter」、「Magliano」 (2023年 カール・ラガーフェルド賞)

「S.S.Daley」 (2022年 優勝)

「ERL」、「Winnie NY」 (2022年 カール・ラガーフェルド賞)

「Nensi Dojaka」 (2021年 優勝)

「KidSuper」「Lukhanyo Mdingi」「Rui」 (2021年 カール・ラガーフェルド賞)

「Ahluwalia」「Casablanca」「Chopova Lowena」「Nicholas Daley」「Peter Do」「Sindiso Khumalo」「Supriya Lele」「Tomo Koizumi」 (2020年 ファイナリスト)

「Thebe Magugu」 (2019年 優勝)

「Hed Mayner」 (2019年 カール・ラガーフェルド賞)

「Doublet」 (2018年 優勝)

「Rokh」 (2018年 特別賞)

「Marine Serre」 (2017年 優勝)

「Kozaburo」 (2017年 特別賞)

「Wales Bonner」 (2016年 優勝)

「Vejas」 (2016年 特別賞)

「Marques’Almeida」 (2015年 優勝)

「Jacquemus」 (2015年 特別賞)

「Thomas Tait」 (2014年 優勝)

「Hood by Air」 (2014年 特別賞)

「Miuniku」 (2014年 特別賞)

LVMH プライズ:審査員の顔ぶれ

ジョナサン・アンダーソン ディオール クリエイティブ・ディレクター

サラ・バートン ジバンシィ クリエイティブ・ディレクター

マリア・グラツィア・キウリ フェンディ チーフ・クリエイティブ・オフィサー

ニコラ・ジェスキエール ルイ・ヴィトン ウィメンズ アーティスティック・ディレクター

ジャック・マッコロー、ラザロ・ヘルナンデス ロエベ クリエイティブ・ディレクター

ステラ・マッカートニー ステラ マッカートニー 創業者兼クリエイティブ・ディレクター

カミーユ・ミチェリ プッチ アーティスティック・ディレクター

Nigo ケンゾー アーティスティック・ディレクター

フィービー・ファイロ フィービー ファイロ 創業者兼アーティスティック・ディレクター

マイケル・ライダー セリーヌ クリエイティブ・ディレクター

ファレル・ウィリアムス ルイ・ヴィトン メンズ クリエイティブ・ディレクター

デルフィーヌ・アルノー クリスチャン・ディオール・クチュール 会長兼CEO

ピエトロ・ベッカーリ ルイ・ヴィトン CEO、LVMHファッショングループ CEO

ジャン=ポール・クラヴリー LVMH ベルナール・アルノーのアドバイザー兼パトロネージュ・ディレクター

シドニー・トレダノ LVMH会長兼CEOのアドバイザー

ウッラサヤー・セパーバン 女優、特別審査員