「LVMH Shares」
2024年、LVMHは、初のグローバル規模での従業員持株制度を開始しました。この従業員持株制度「LVMH Shares」を通じて、当グループは従業員に業績に関与する権利を提供し、集団としての成功と個人としてのエンゲージメントとの結びつきを強化します。
2024年、LVMHは、グループ初となるグローバル規模での従業員持株制度「LVMH Shares」を導入し、従業員へのコミットメントにおいて新たな高みに到達しました。全体として、全世界のLVMH従業員の70%に相当する、11の国と地域における135,000人の従業員がこの制度への登録資格を有しています。
LVMH Sharesは、帰属意識を強化し、当グループの発展に対する従業員の貢献を認め、成長の成功を分かち合うことを可能にする、という考え方に基づいて生まれました。従業員が有利な条件で自社株を取得できることから、従業員の購買力を高め、それぞれの地域におけるさまざまな状況に合わせた極めて利用しやすい制度になっています。
LVMH Sharesは、好スタートをもって受け入れられました。そこには、エンパワーメント、信頼、働きを認めるという考え方の上に築かれた当グループの企業文化と合致する、集団的な側面が反映されています。これは、従業員のエンゲージメントを高めるために考案された既存の制度、特に社内異動、研修、人材開発に関するポリシーを補完するものです。
LVMH Sharesの成功には、教育と情報提供にも多大な努力を払うことが求められます。従業員が従業員持株制度に関するすべての内容を理解し、十分な情報に基づいて意思決定を下せるよう、プロセス全体を通じて従業員を支援するツールが導入されました。従業員に当グループの財務的成功との直接的なつながりを提供することで、LVMHは長期的な成長モデルを強化しています。
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