ケンゾーの2025年秋冬コレクションは小粋な遊び心に満ちて 

2025.03.10に投稿 • 3 分
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ヴィヴィエンヌ通り18番地にあるケンゾーの歴史的な場所では、90年代のヒップホップ、パンク、ディスコをミックスしたサウンドトラックに合わせて、ニゴーによる新しいウィメンズウェア・コレクションが発表されました。

重厚な17世紀の邸宅は、大胆さとカラフルな気まぐれが融合した喜び溢れるコレクションを映し出す、楽しく多彩な背景を提供しました。 

ニゴーの個人的なワードローブが、今シーズンのテーラリングにインスピレーションを与え、さりげないセンスに溢れています。ダブルブレストのタキシードブレザーに、シルクのボンバージャケットやフェルトのダッフルフーディが加わります。日本製デニムのジーンズにはピンクのステッチが施され、透けるバルーンパンツが脚を際立たせます。ランジェリーのような繊細さは、ケンゾーのアーカイブの水着から取り入れたフローラルプリントが特徴です。シャーリングハンドルやリボンのディテールが施されたバッグなど、アクセサリーにもフェミニンなフレッシュさが続きます。 

モチーフは、ピンクの「ラッキー・ミー」とパステルブルーの「ラッキー・ユー」という2匹のいたずら好きなウサギで、ランウェイに遊び心をもたらします。1979年に高田賢三が描いたスケッチからインスピレーションを得たウサギをあしらったベスト、ウサギの耳のフーディー、スリングバックのバニースリッパなど、気まぐれなキャラクターが登場。綿密なディテールが、コレクション全体に反映されています。ベルトのバックルにあしらわれたクリスタルのパヴェディテールはストリートウェアを思わせ、ボタンは同系色のマザー・オブ・パールで手彫りされ、テーラードジャケットの裏地はサヴィル・ロウの厳格な仕様を満たしています。  見かけの気まぐれの背景には、何一つ偶然がなく、 チームメンバーのレインボーのサインが刺繍されたコットンリネンのパーカーに、ケンゾーのアトリエチームへの感動的なトリビュートが込められています。  

 

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